原因や予防・治療方法まで、白内障・緑内障改善マニュアル

レーザー治療

このページでは、レーザーによる治療について述べていきたいと思います。
目薬(点眼薬)による治療で眼圧が低下しない場合、レーザー治療をおこないます。

目薬で眼圧が下がらない場合の次のステップ

緑内障は、症状が初期の段階では、目薬や内服薬によって眼圧を下げる治療がおこなわれます。
しかし、結果がおもわしくない場合には、レーザーによる治療が施されます。

治療は、房水の排出を促進させるための出口をつくる処置となります。
しかし、レーザー治療は一時しのぎ的なところがあり、いずれまた詰まってしまうこともあります。

おもなレーザー治療の種類

■レーザー線維柱帯形成術
房水の流れる線維柱帯という部位の流れを改善することで、眼圧を低くする治療です。
かつては、アルゴンレーザー線維柱帯形成術という治療法が採用されていましたが、この治療方法は一度受けてしまうと再治療できず、緑内障が再発した場合は手術となってしまうデメリットがありました。
一方、現在では選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)という繰り返しの可能な治療法が開発されています。
ただし、このSLTはクリニックやドクターによって賛否が分かれており、導入していないところも少なくありません。
いずれにせよ、レーザー線維柱帯形成術の効果は年数が経過すると弱くなってしまうため、治療後でも定期的に緑内障の検査を受けなければなりません。

■レーザー虹彩切開術
緑内障のうち、閉塞隅角緑内障という症状に用いられる治療です。
レーザー照射により虹彩という部位に穴を開けることで、房水の流れを改善し、眼圧の上昇を防ぎます。
眼圧を効率的に下げられるというメリットはありますが、角膜内皮細胞が減少するというデメリットもあります。

■レーザー隅角形成術
虹彩切開術と同じく虹彩にレーザーを照射する方法ですが、この場合は隅角を広げることで緑内障を改善するという手法です。
急性緑内障や、閉塞隅角が原因となる緑内障などに用いられる治療法です。

■毛様体光凝固術
レーザー照射により、毛様体という房水を分泌する部位を破壊し、眼圧を下げる治療です。
血管新生緑内障に対して、大きな効果を発揮するといわれています。

 
白内障・緑内障でお悩みの方の治療ガイド